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飼育係の部屋  魚類飼育課
一般の方にはナゾの職業飼育係。
普段はいったいどんな仕事をしているのでしょうか?

ここでは、魚の飼育係 ―魚類飼育課― の仕事をご紹介いたします!

                         まずは、飼育スタッフを紹介します。
    青山 守   村上 順二   中谷 高広   三宅 教平   佐藤 友美  折笠 光希子
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@餌やり

みなさん、飼育係の仕事として一番最初に思い浮かぶのは「餌やり」ではないでしょうか?
では実際に、どのように餌やりを行っているのでしょう?


餌の準備 餌をやるにも準備が必要です!さて、どんな餌なのかな?
魚の餌には解凍したホッケ・イカナゴ(オオナゴ、チュウナゴ、コナゴ)・イカ・エビ・アジ・ホタテ・オキアミを与えています。 まるでオードブルみたい♪
このケースには、魚の口の大きさに合わせてカットしたエビ・イカ・ホタテが入っています。
もちろん、人工の餌も与えています。


餌の与え方 餌の食べ方を見るのは健康管理の第一歩!



チョット変わった
クラゲの餌やり

ハリセンボンへの餌やり中。
どの子がどれくらい食べているのか、
シッカリと確認しながら与えます。

食べ方で健康状態を判断します。
餌は動物プランクトン。
スポイトを使って・・・
一匹づつ丁寧に与えて
います。
ワンポイント情報! 水が汚れてしまう餌やりは午後に行うことが多いですよ♪

A水槽掃除

水槽が汚れた時に行う水槽掃除。
しかし、掃除をする目的は見た目をキレイにする為だけではなく、魚の病気の予防につながる重要な仕事なのです。
小さな水槽 大きな水槽
少し大きな 水槽は・・・
    


スポンジを使って、ていねいに掃除を行います。 手作りの専用掃除棒(棒の先にスポンジを取り付けたもの)を使い・・・ 水槽の上からゴシゴシ
もっと!大きな水槽
サメとだって一緒に
   潜っちゃいます!
空気ボンベを背負い、潜水掃除を行ないます。
飼育係のほとんどが、国家資格「潜水士」を取得していて潜水が行なえます。
ワンポイント情報! 木曜日の午後に潜水掃除をしている事が多いです。

B水質管理

魚は水の中に棲んでいます。ですので常に水をきれいに保たなければなりません!
ろ過層の管理 水質検査
 
水をキレイにたもつ為には「ろ過層」が必要です。
ろ過層の中には砂や砂利、石が入っていてそのスキマを
汚れた水が流れる時に、汚れが引っかかります。
その汚れがたまってくると、ろ過層を水を逆流させて洗浄
する必要があります。
上の写真はその掃除中で、通称「逆洗」風景です。
水の中の生物は水質の変化に敏感です。
そこで目には見えない水質(アンモニア・比重・phなど)を
定期的にチェックします。
ワンポイント情報! 水質は人間にとっての空気と同じくらい重要なのです!

C魚集め

水族館にはたくさんの魚が飼育されています。これらの魚はいったいどうやって水族館へ来るのでしょう?
採集 生物交換・購入
熱帯魚など、北海道で採集できない生き物は、南の水族館に送ってもらいます。その代わり、北海道で採れる魚を南の水族館に送ります。これを「生物交換」といいます。
集めたい魚が採れる時期に合わせて、全道各地の漁師さんの船に乗せてもらう「乗船採集」を、定期的に行っています。
また、川魚等は川に入ってタモで集めたり、釣りをして集めたりなどの採集方法も行います。
魚は宅配や航空便で届きます。 ビニール袋の中に海水・酸素と一緒に魚が入っています。
ワンポイント情報! 他に、水族館を専門に魚を販売している業者さんから購入したり、
皆さんと同じように熱帯魚ショップで購入する事もあります。

D解説板作り

魚をお客様に見ていただく時「もっとこの魚について知ってもらいたい」と飼育係は思います。
そんな時に必要になってくるのが解説板。パソコンを使ったもの・手作り、水族館の解説板の多くは飼育係が作っているのです。
色々な解説板♪
ホタテ形をした解説板 殻を開けると「秘密」が! 魚を捜して欲しいときは・・・
     「みつけられるかな?」
カワウソの好きな餌ランキング!
このような解説板もパソコンを
使って飼育係が作っています。
ウツボの種類を模様で、
しかも手書きで表しています。
ワンポイント情報! 解説板用にキレイな写真を撮りたくて「一眼レフカメラ」を購入した飼育係もいるとか・・・

E研究活動

生き物を飼育する為には「どのような環境がその生き物に適しているのか?」を知る必要があります。
最もよい環境で飼育し続けると魚たちは卵を産んでくれます。
その卵から稚魚へ育てると、更に詳しくその魚のことを知ることができるのです。
希少生物の繁殖活動
エゾトミヨ
エゾトミヨは日本では北海道のみに生息し、絶滅が危惧されています。
水草や枯葉を集めて巣を作り、卵の世話をします。
神経質な彼らが安心して巣を作れるよう、専用の水槽を用意しました。 これがエゾトミヨの巣! 産まれたばかりのエゾトミヨ。
喜びを感じる瞬間です♪
キタサンショウウオ
シベリアやモンゴルに生息し、日本では1954年に、釧路市で発見され日本列島がユーラシア大陸と陸続きであったを証明し話題となりました。 両生類は冬眠をする生き物。
繁殖研究のために専用の水槽を用意しました。
バナナの房のような袋に包まれた卵。産卵直後青白く輝いていました。 キタサンショウウオの赤ちゃん♪
とってもかわいいですね。
希少生物の他にもホッケやギスカジカなど、食べる事ができる魚も繁殖できています。
ワンポイント情報! 日本ではじめて繁殖した生物には「日本動物園水族館協会」から繁殖賞を授与されます。
詳しくは→
 繁殖賞

魚類飼育課のお仕事はいかがでしたか?
皆さんの想像通りでしたか?
それとも、意外でしたか?
実はここでご紹介したのは、業務の一部にすぎません・・・・
魚類飼育係はほかに「草刈」や「駐車場での車の誘導」「バックヤードツアーの案内」なども行なっています。
ちなみに、このHPも飼育係が作成しているんですよ♪

館内で作業服に身を包んだ飼育係を見かけたら、お気軽に声をおかけくださいね♪